事務所びらき〜市議選へ

明日は、私の選挙事務所の「事務所びらき」です。
日時:9月22日(日)16:00〜
場所:長岡京市長岡二丁目10-22
事務所びらきでは、市議選に向け、これまで積み重ねてきた願い実現の市政への思いを、決意に変えてお話します。

[ まだ暑くても空は秋色
9月議会の一般質問と決算総括質疑は、この4年間の締めくくりに、と質問に臨みました。
1.民間委託がスタートした長岡第七小学校学童保育のその後について
4月からスタートして6月ごろまで、保育業務の受託法人が、副主任指導員を学童保育開設時間内に業務からはずし、園児との交流という名目で同じ法人が運営する保育園に行かせていたことが、教育長の答弁で事実として明らかになりました。
学童保育の業務委託は、市と法人が交わした業務委託仕様書で、開設時間内に主任指導員・副主任指導員・加配指導員の配置が最低配置基準として明記されています。
「誤解をまねくようなことなので厳に慎むよう指導した」「保育に支障はなかった」から不問にしていい問題ではありません。明らかな契約違反です。
市の行財政改革で、保育所学童保育が民間委託・民営化され、本来、市が必要としていた基準を逸脱するような行為を、市があいまいな認識で不問するのは、子どもたちの育ちを保障する市の責任をあいまいにすることと同じです。
2.生活保護基準引き下げと市としての支援の強化について
先月8月から、生活保護費の生活扶助が国の基準見直しによって引き下げられ、生活保護世帯の生活水準を低下させています。
国に対して、保護基準見直しの撤回を求めると同時に、かつて「二重取り」という理由で生活保護世帯が対象からはずされた、下水道基本料金に対する助成制度を復活させるべきだと指摘しました。
この問題は、他会派の議員からも、常任委員会と決算委員会で同じ趣旨の質問があり、市は「何らかの方法で同等の支援ができるよう検討したい」と答弁がありました。
これら国からの改悪の根本には、生活保護バッシングを助長し、生活保護基準より低い最低生活基準以下で暮らす国民への賃上げや雇用の確保・社会保障制度の強化を怠っている国に責任があります。
3.阪急長岡天神駅周辺の整備に、撤退した店舗の活用を
阪急長岡天神駅近くの踏み切りと交差する道路は、朝夕や休日の日中の混雑が激しく、市の打ち出した踏み切りと道路を立体交差化させる構想の具体化を待たずに、周辺整備をできるところから進めていく必要があります。
折りしも、道路に面した駅のすぐそばのパチンコ店が撤退したので、その場所を活用し、歩行空間を広げたり、駅へ送迎する車の停車ゾーンなどの確保ができないかと検討を求めました。
具体的な答弁はありませんでしたが、周辺の用地の情報収集につとめて、タイミングをはずさずに、今後の駅周辺のバリアフリー化や市民の利便性向上のために改善していくことを今後も求めていきたいです。
4.民間認可保育園での育休中の保護者に対する登園日の指導について
昨年度まで、市の保育所入所要件は、3歳未満の入所児童の保護者が出産した場合、産後6ヶ月以降、保護者が家庭にいる場合には入所児童は退所しなければいけないことになっていました。
「退所」という厳しい要件により、育児・介護休業法に定められている1年以上の育児休業の取得仕切らずに職場復帰しなければいけない保護者もいて、保護者からたくさん市に要望が出されていました。
日本共産党も、①出産した子どものために取得する育児休業の権利を行政自ら制限する、②就労している母親にとって限られた授乳期の乳児と母親との関係は非常に重要なもの、③保育所での人間関係の中で集団生活を保障されるべき児童が突然保育所をやめないといけなくなり、しかも保育所に入所できる保障がなく、待機児童となる可能性もあることは市の保育の責任を放棄するもの
など、意見を述べてきました。
そうした中、今年度入所申請から、この要件が改善され、産後1年1ヶ月間の継続入所が認められるようになりました。
ところが、一部の民間認可保育園では、夏季保育について、育休中の保護者に対して保育所を休むよう、文書や担任から直接口頭で依頼し、同じ保育料を納めているのに、登園日数を減らさざる得なかったという事態がおきています。
市が改善させた入所要件に反する指導を、「協力依頼」という形で行っている保育園に対しては、厳しく指導し、今後このようなことがないようにするよう求め、市も「指導していく」と述べました。
5.海洋汚染が深刻化する中で保育所・学校給食の放射能測定の強化を
福島第一原発事故の汚染水流出が明らかになったもとで、保育所・学校給食の食材の魚の測定の回数を増やすなど、安全性をより高める対応を求めました。
地産地消の食育の一環としても、学校給食もできるだけ京都産の魚を使うようにしている、ということでしたが、原発をなくすこと、子どもたちに安全な食材を、の願いを届けていきたいと思います。

もうすぐ目の前の市議選、引き続き、実現したいこと、守りたいことがたくさんあります。
力いっぱい10月6日に向けて、がんばります。
見直さずにアップするので、おかなしな文章あるかもしれませんが、お許しください^^;