保育所ふやして!10,000人署名始動!


長岡京市の2016年度末の待機児童は199人。
京都府内では、京都市宇治市に次ぐ多さです。
待機児童のほとんどは0〜2歳の赤ちゃんたち。
職場復帰が迫っているのに、働く場所が決まったのに、
保育所に入れないという理由で、仕事をあきらめないといけないお母さんたちがたくさんいます。
ちなみに、長岡京市には、長年地域にねざして運営している認可外保育所も複数あり、待機児童の受け皿として貢献されています。
日本共産党は、待機児童になって認可外保育所に通う子どもたちも入所できた子どもたちと同じく、保育を必要とし、市が責任をもってその保障をすべき子どもたちと、訴え続けてきました。
そして、昨年度から、認可外保育所の保育料助成は、公立・認可保育所の保育料と格差が出ないようにするところまで拡充させることができました。
しかし、大原則は、公立・認可保育所による保育です。
児童福祉法第24条に、保育を必要とする子どものための保育所設置は市町村の責任、としっかりと定められています。
これだけたくさんの待機児童がいる長岡京
国が進める規制緩和による小手先の対策では、公的保育の保障と待機児童ゼロを同時に実現することはできません。
年4回開かれる市議会で、私自身は、日本共産党議員団の中で子育て分野を中心的に担う議員として、認可保育所増設のためにもっと積極的な支援を、と訴えてきました。
認可保育所は予定も含めてこの3年間で3か所開設するし、長岡京市も公立保育所や民間保育所の定員を増やすなど、努力はしてきていますが、「いつか子どもの人口は減るから」と考えて二の足を踏んでいるのではないかと正直思います。
それがわかりやすく表れたのが、私の質問に対する市長の答弁でした。
開田保育所に続き、去来年度には新田保育所も移転してあと地となります。
「民間の認可保育所待ちにせず、公立保育所を増やすべきではないか」
「市有地を活用して新しい保育所がつくるべきではないか」
と議会で市長に、お母さんたちからきいてきた切実な思いをぶつけました。
しかし、市長は、「公立保育所はつくるのに民間よりもお金も時間もかかる。市民の負担が増える」と答えました。
緊急待機児童対策や民間保育所開設のための用地の確保にも具体的な答弁はありません。
市長の言う「ワンランク上の子育て」とは、だれか任せにしてできるものではありません。
私は、わが子の出身の認可外保育所を認可園にしようと、認可保育所づくりの運動をしてきた一人として実感としてあるのですが、民間だって、土地を見つけるところから資金を確保するところまで、時間も労力もものすごくかかります。
子どもたちによりよい保育をと、がんばればがんばるほど運営が厳しくなるのが保育所です。
いま、公立保育所あるいは認可保育所を本気で増やす市政にしていきたい。
そこで、私も所属する新婦人で、ママたち・大先輩ママたちと話し合い、「保育所ふやして!プロジェクト@長岡京」がスタートしました。
議会あての保育所増設と認可外保育所の保護者負担軽減を求める請願署名を10000人集めて、保育所を増やそう!というプロジェクトです。
今日は、最初の屋外での署名アピール行動。
次々に署名に協力していく人たちに、改めて、「保育所増やして」は世代を超えて共感しあえる願いなんだと思いました。
選挙も忙しくなりますが、私も日本共産党の候補者も、先頭に立って、保育所を増やすなど、暮らし最優先の市政にするのが自分たちの役割。
お母さんたちの切実な願いを訴えぬきながら、署名集めもがんばります。
署名集めに協力してくださる方、大歓迎です。
ぜひ、プロジェクト事務局の新婦人長岡京(☎075−955−4671)にご連絡ください。←月・金以外は不在の曜日もあります。