核兵器をなくす世界を


今年も核兵器廃絶を願い東京〜広島を歩く平和行進が長岡京にやってきました。
議会最終日の先週23日、私も長岡京入りした行進の中に入り、大山崎町までの1時間ほどを「核兵器をなくそう」「ノーモア ヒロシマ ナガサキ」とコールしながら歩きました。
暑い日でしたが、沿道で手を振る人、会釈する人の姿に励まされました。
いま、核兵器禁止条約国連会議が行われています。
日本共産党志位和夫委員長も、「核軍縮・不拡散議員連盟」の一員として7月のはじめに会議に出席します。
世界は核兵器の完全廃絶に向けて大きく前進しています。
国の大小にかかわりなく、核兵器は人類と共存できないという認識で一致しています。
保有国、そして日本政府が会議に参加していなことは、とても残念で、兵器によって命を奪われることのない平和と安全を求める世界の中で逆流となっています。
国際合意や国連安全保障理事会の決議を無視して、核兵器弾道ミサイルの開発を続ける北朝鮮の行動は許されるものではありませんが、それを理由に核兵器を持ち続けることは、かえって北朝鮮に口実を与えてしまっているのではないでしょうか。
日本政府も、「北朝鮮は危ない」とただ脅威だけを煽るのではなく、核兵器禁止条約をつくる会議に戦争被ばく国の代表として参加し、被ばくの恐ろしさと二度と繰り返させない決意を伝えることが、何よりも世界の流れをさらに前へと進めていく貢献ができると思います。
そして、原爆で、空襲で、戦場で、飢えで命を奪われた犠牲者の無念、生き残った方々の苦しみや悲しみを背負って生まれた憲法9条を、書き換えさせるわけにはいきません。
被ばくされた方の声を国連に届ける役目をきちんと果たせる日本に。
国連で「ビシッ」と核保有国にものをいう日本に。

やっぱり選挙で国会と政権を変えたい!