行政と事業所の連携で途切れない障がい者の暮らしを支える

乙訓福祉施設事務組合議会の視察研修で、滋賀県豊郷町にある地域障害者生活支援センターを訪れました。

具体的なサービス内容に違いはあるものの、地域に暮らす障がいのある方へのサービスと基幹相談支援センターを配置しているところが乙訓福祉施設事務組合と共通しており、支援内容は学ぶところがたくさんありました。
【私が学んだ乙訓に活かしたいこと】
?障がいのある方へのサービスは固定的なものではなく、心身の変化とともにサービスもふ変わっていきます。法律に定められた事業のはざまともいえるサービス移行のための慣らし的な活動ができるプログラムを法体系の中で工夫して取り組まれていたこと。



?知的・身体・精神のどの障がいの方も利用できる入浴サービス。これにより、強い行動障がいのある人や自宅での入浴習慣のなかった人が入浴できるようになっていること。


?ショートステイや入所サービスの提供を受けるまでの一時期や、国の定めたサービス事業だけでは解決できない緊急時などに利用できる「24時間セーフティネット事業」があること。ステップあップ21のある圏域1市4町が独自予算で支えています。これは乙訓でもニーズの高いサービスです。
?基幹相談支援センターの事業の一つである「発達障害者認証ケアマネジャー」の配置により、時には臨床心理士と一緒に事業所を訪問して、事業者や家族からの自閉症の方へのコミュニケーションや行動支援に関するアドバイスをおこなっています。

これらをはじめとしたここでの事業を行政が財政的に支えています。
どれも乙訓でもぜひ活かしたい事業です。
途切れない支援で、障がいのある人が地域で暮らし続けられる長岡京に。
そのために公的に行政ができることはたくさんあります。