原爆投下から72年目の夏に祈りを込めて



広島に原爆が落とされた日から72年。
長岡京市では今年も、光明寺さん、金蓮寺さん、勝竜寺さんのご協力をいただいて平和の鐘をつくつどいが行われました。
私は今年もご近所の金蓮寺さんで鐘をつかせていただきました。
参加された年配の方からはそれぞれの戦争体験を、子育て中の若い世代からは子どもたちに平和の大切さを伝える思いが語られました。
国連で加盟国の2/3の圧倒的多数で核兵器禁止条約が採択されました。
核兵器廃絶に向けおおきな一歩です。
残念ながら日本政府は、核兵器が世界規模の戦争を起こさない役割を果たしているという核保有国の主張を追認し、国連の会議にも参加せず、条約に署名もしていません。
しかし、条約は、「核抑止論核兵器を脅しの道具に使うことも禁止しています。
被爆された方々の怒りや苦しみ、二度と戦争を起こしてはいけない、核兵器はいらないという強い願いに応える条約です。
日本共産党は日本政府に署名と参加を求めていきます。
憲法9条があるからこそ、日本政府に、戦後ただの一度も他国の人の命を武力で奪うようなことをさせてきませんでした。
非核都市宣言を制定し、子どもたちに戦争を体験された方々のお話をきく教育、祖父母から父母、子どもへと戦争のない平和な社会を願う思いを引き継いでいく取り組みをさらに広げていく長岡京にしていくために、がんばります。