8月、非核と平和の誓い

昨日8月6日は広島に、あさって9日は長崎に、68年前に原子爆弾が落とされた日。
毎年8月6日、乙訓では、非核・平和の鐘をつく集いが8か寺のご協力で行われます。
この取り組みは、今年24回目を数えました。
私は毎年、長岡一丁目の金蓮寺さんで鐘をつかせてもらっています。
今年、金蓮寺さんでは、最年長89歳から最年少3歳までの参加者30人余りが、鐘をつき、広島に原爆が落とされた8時15分に黙祷をささげました。

折りしも、同じ日に、沖縄では米軍ヘリが民家からたった2kmしか離れていない場所で墜落事故を起こしました。
実際の戦争がなくても、訓練だけでも死と隣りあわせで生き続けなければいけない現実。
もうこの現実は終わりにしなければいけません。
しかし、命を脅かすこの現実に憲法があわなくなっていると、憲法に責任を押し付け、アメリカ政府と一緒に戦争できるよう、軍隊をもとうとしている安倍内閣
被爆者の方々との懇談の時ですら、原発推進の立場をとる安倍首相。
平和記念式典で、広島市長が「原爆は『絶対悪』」「ヒロシマは、日本国憲法が掲げる崇高な平和主義を体現する地であると同時に、人類の進むべき道を示す地でもあります。」と宣言で述べました。
https://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1110537278566/index.html
おそらく、圧倒的多数の国民が共感できるのは、広島市長の宣言なのではないでしょうか。
昨日の鐘をつく集いで、大阪空襲に遭った後に徴兵された方、徴用で台所の鍋も釜もなくなった生活を送った方の戦争体験をきき、お寺の境内で遊ぶ子どもたちの未来に、戦争も核もない世界を誓いました。