参院選を終えて、これからに向けて

参院選挙での、日本共産党の比例3議席から5議席へ、空白だった選挙区で京都・東京・大阪での議席獲得、本当に本当にうれしいです。
 やったぁ当選!!倉林明子
応援してくださったみなさん、心から、ありがとうございます。
 24日JR長岡京駅前で思わずピース
駅前でも、道すがらでも、電話やメールでも、「入れたよ!」「よかったな!」「おめでとう!」「がんばって!」とうれしい言葉が返ってきて、疲れがとんでいきます。
京都では、倉林明子さん、15年ぶりの選挙区での当選です。
15年前、私はまだ20代、就職難が深刻になってきた頃です。
日本共産党の国会での議席が増えず、減り続けたこの15年間で、「過労死」という言葉だけでなく、「過労自殺」「リストラ」「派遣切り」「ワーキングプア」「ブラック企業」と、働く人を使い捨てにし、これから社会に出て行く若者から希望を失わせ、という政治が進みました。
でも、その中で、日本共産党は、議席こそ少ないけれど、前述した言葉を社会問題化させるほどに、国会で実態の告発と解決を求める追求、雇用のルールづくりの提案を続けてきました。
その中で、残業代未払い分の支払いや、派遣社員の直接雇用などを部分的ではあってもかちとってきました。
それは、国会の中と、働く現場でのあきらめずにたたかってきた方々との共同でうまれたものです。
雇用問題だけでなく、日本共産党が国会での議席をなかなか増やすことができなかったこの15年間にも、さまざまな問題で、同じように、道理は国民の声にあると、ぶれずに貫き、つねに、自民党政権や中身が違わない民主党政権に対案を示してきたことが、「自民党をこのまま圧勝させたら危ないんじゃないか」と感じた多くの方々のところに届いて、前回の参院選より比例で159万多い515万人の方々が「自分の一票を託してみよう」と思ってくださって、今回の議席増につながりました。
議席から11議席へと倍近くの議席となり、いまは、これからのことを考え、日本共産党は背筋を伸ばしています。
11議席になったことで、会派単独での議案提案権、党首討論ができるようになり、議員一人当たりの質問時間も増えます。
増えた分だけ、議席の重みが増します。
倉林明子を送り出させたいただいたことで、京都の声をこれまでよりずっと聴き取る力も増します。
自民党が圧勝したことには変わりなく、改憲したいと思っている議員、消費税増税社会保障カットに賛成している議員、原発やTPP推進の議員は自民党以外も含めると多数を占めますが、日本共産党は、個々の政策で一致できる政党と力を合わせて、国民の命や暮らしを壊す政治にはどめをかけて、少しでも前に進めさせるよう、国会の中と外とで力を合わせてがんばっていきます。
10月には長岡京市会議員選挙もあります。
「ならぬものはならぬ」とつらぬき、対案を示す。これは、市政に対しても同じです。
動く。つらぬく。進める。でがんばります。