祭り&政(まつりごと)

先日14日に宝ヶ池公園で行った、日本共産党主催の「京都まつり」は、晴れわたる空の下、1万2千人の人が参加する大盛況となりました。
私も、乙訓の子育て世代のママたちと出店し、おもちゃ釣りや駄菓子のあてもん、キャンディレイで、ママパパやじいじばあばに連れられた子どもたちを釘づけにしました(^^)

 倉林明子参院京都選挙区予定候補
 井上さとし参院議員・比例予定候補
日本共産党の人たちは、堅物と思われがちですが、政(まつりごと)だけでなく、祭りも根っから好きな人たちです。
京都でも「赤旗まつり」から「京都まつり」に名前こそ変わりましたが、私の子どもの頃と変わらぬ、美味いもんや京の職人たちの手仕事物産のテントが所狭しとならび、子どもの遊び場があり、大道芸や芸におぼえのある人たちのパフォーマンスがある、大規模な手作りのお祭りです。
私は店番が忙しく、記念講演や原発、米軍基地問題などの報告は聴けませんでしたが、飲んで食べて笑って学んでの一日を過ごしたみんなで、元気に世直しのお祭りである、参院選に向かっていきたいと思います。
さて、今朝は、下の子どもも小学校にあがり、朝の忙しさにやっと余裕ができたので、久々に朝の駅前宣伝に参加できました。

通勤・通学の方々に、「おはようございます」と宣伝リーフレットを渡すと背筋が伸びます。
日々精一杯人々が仕事に行き、学生さんが就活などをしている間に、戦争へ戦争へと進もうとしている今の日本の政治。
改憲派の政治家は、その手始めに、憲法第96条を変えようとしています。
戦争を起こしたくさんの犠牲をうんだ戦前の軍国政治を反省し、つくられた日本国憲法の、とりわけ第96条は、「憲法を変えるためには、国会議員の2/3以上の賛成がなければいいけない」と、権力者たちが再び自らの都合のよいように憲法や法律を作り替えないよう、縛りをかける条文です。
それを「出席した国会議員の過半数の賛成」に緩めようとしています。
日本国憲法は、国家権力の暴走を強く禁止しており、憲法第96条は、そのための「暴走制御装置」のはたらきをもっています。
先進諸外国と比べても、その拘束力は決して厳しすぎるということはありません。
いまの日本の社会が、私たち日本に住むものにとって生きづらさを感じるものになっているのは、憲法のせいでしょうか。
北朝鮮のミサイル威嚇に毅然とした態度がとれないのは、憲法のせいでしょうか。
私は違うと思います。
どちらも、憲法どおりに国が行動すれば、ちゃんとすべての人の幸福を保障することができるし、「威嚇するとはけしからん」と安倍首相が目くじらを立てている北朝鮮にだって「私たち日本は戦力をもたない。話をしたいなら、そちらも武力で威嚇するのはやめなさい」と堂々ということができるのではないでしょうか。
憲法問題は、今度の参院選では大きな争点になると思います。
色々な機会で、色々な角度から、私も憲法について考え、話をしていこうと思います。