毎月11日はさよなら原発アピール行動

毎月11日は、さよなら原発長岡京市民の会のアピール行動の日で、去年3月にこの会が発足してから、スーパー前での署名活動や、映画上映会、アピールパレードなどを続けてきました。
昨日は、リバティ前での署名行動。



福島第一原発で、冷却電源が止まったり、汚染水が漏れたりなど収束とは程遠くトラブルが繰り返される中、現場の作業員の方たちは被曝しながら、命の危険と隣りあわせで作業されています。
しかも、第何次かの下請けで、日当は中間業者に相当ピンはねされているという、貧困ビジネスともなっていて、原発はどこまでも、人の暮らしや尊厳をないがしろにする存在となっています。
先月3月9日に左京区円山音楽堂でおこなわれた、「バイバイ原発3・9京都」でエッセイストの辛淑玉(シン・スゴ)さんが、人と人をつなぐ日常を破壊された福島のことをお話されていました。
ぜひ、視聴してください。

【バイバイ原発3.9きょうと】辛淑玉さん講演 - YouTube
そして、原発はエネルギーの視点で考えても、もはや存在の意味をもたなくなっていますが、原発の問題は、思想や政治の問題でなく、「命を守る」防災の視点で考えたら、これはもう、すぐに廃炉に向かうしかない、ということを、前回のブログで書きました。
昨日のアピール行動で、道行く人に配布したチラシの片面に、今年3月11日付けの東京新聞の特集記事を転載しました。

原発廃炉に向かう作業は、「命を守る」大事業です。
現在の日本国内の原発関連の雇用は、資源エネルギー庁によれば、約8万人。
それに対して、脱原発の事業で生まれる雇用は、59万人もなる、と大阪大学教授の試算で示された。
こういう記事です。
命を救う未来に向かって、雇用が生まれる。
再稼動に固執し、使用済み核燃料の処理も、事故の収束も未来にわたり、重い荷物になっていく、今の原発政策と比べて、どちらが希望がもてるか、今の大人が子どもたちに託していける道か。
私は、迷わず、脱原発を選びます。