見える議会に

1週間って本当にあっという間です。
いろいろあった中の一つが「議会改革」。
先週の日曜日、長岡京市議会主催の「議会基本条例の住民説明会」が図書館3階の大会議室で開かれました。

強い雨が時折降る天気で、議員や議会事務局の職員さんと、心配していましたが、20名余りの市民の方々が参加されました。
議会として市民と対話する場をつくったのは初めてのこと。
市民が選び送り出す議員が集まって市政をチェックし、よりよい長岡京にするために政策を提起していく議会が、市民に見えるようになることで、市政もより見えてきます。
たとえば、基本条例の具体化をする検討項目に、「広報議会だよりの質問議員名、会派別の議案の賛否の記載」「本会議と各委員会の動画配信」などがあります。
これは、発信されるたびに、議員の政策や市政に対する考え方や姿勢がわかるわけですから、一日も早く実現したいことです。
説明会で印象的だったのは、発言された市民の方々から「議会不要論」や「議員削減」という言葉がなかったということ。
そして、「議員同士が市政に対して意見が違うのは当然。それを市民に見えるようにしてほしいのだ」ということをおっしゃていたこと。
議会がどんな役割を担い、それを果たす努力をしているのかを市民にできる限り公開していくし、意見交換の場ももっていく。
その上で、考えや方向性が一致する市民と議員とが共同してまちづくりをする。
政策の違いも一致点を探りながら物事を前に進めていくまちづくり。
そうしたことを議会に期待されている市民がおられ、公式の場でご意見をきけたことはとても励みです。
議会基本条例の具体化がその期待に応えるものとなるよう、努力を重ねていきます。
 記事は京都新聞洛西版