関西初の市民放射能測定所

梅雨なので雨は大歓迎ですが、降るたびに注意報やら警報やらが出るすごい雨。災害をよぶ雨は長く続かないでほしい。
明日は七夕。保育所の笹飾りの短冊に書こうと「願いごと言うて」と夫に振ると要求スローガンになりました(笑)

さて、先週、京都市放射能測定所にお邪魔しました。
福島からたくさんの方々が避難されてきた京都では、早くから避難者の方々を支援しながら、子どもたちを放射能から守ろうと、さまざまな市民の活動が行われています。
その一つが、避難者支援に取り組んでこられた市民の手で、5月にオープンした関西初の市民による市民のための放射能測定所です。
詳しくはこちら→京都市民放射能測定所 食材の放射能測定 カンパ・会員募集中

↑京阪丹波橋駅を降りてすぐのビルの一室にあります。

↑これが玄関。
見学させてもらった日も、食品の測定をされていました。

↑1つの検体につき1kgほど。均一に容器に詰めていきます。これは干ししいたけ。

↑測定機そのものがなるべく外気に触れないよう、まわりを囲みます。なので、測定中は機械の姿は見えません。

↑測定データはパソコンに送られます。1検体の測定時間約30分。準備から測定終了まで約1時間。
福島では行政が住民からの食品測定もやっていますが、いったん流通したものは、クリアしているものとみなされて不可だそうで、市民測定所が不可欠なのだそうです。
長岡京市が給食の牛乳と乳児用粉ミルクを測定しない、と言っているのもそういう理由からなのか、とお話をきいて理解できました。
行政の努力と市民の主体的な活動との連携で、子どもたちを内部被曝から守りたい。
この測定所は、機械の購入も事務所経費も、この活動を支援したいと入会する会員の会費やカンパでまかなわれています。
ぜひ、会員になって支えましょう!
ちなみに、会員になると測定を1回無料でやってもらえます。