原発のあるまちに行き

大飯原発再稼働や消費税増税で、国民の意思も、国会内の民主的な議論さえ尽くさずに、行ってまえ!と突き進む首相と、首相と一緒に推進する国会議員、この国の形、子どもにお手本にしてはいけない大人の姿として、しっかり伝えようと思います(怒)
先週15日金曜には緊急の再稼働ストップの長岡京市内のデモに参加。
 普通に子育てしている親たちも一緒に。
日曜は、大飯原発と自分たちの住む長岡京市との距離感を実感し、現地で抗議行動をする人たちの声を聞こうと、友人に誘われ、保育所の総会の後、午後から、子どもも連れて福井県おおい町へ行きました。
おおい町に着いても、実は原発は山の向こう側にあり、見えません。
小浜市まで回ってようやく向こう岸に立つ原発が見えるのです。
 福井の海は今も美しい。
原発の立つおおい町民は、もし事故が起きてもその異変を自分の目で確認することができません。
そして、原発交付金の「恩恵」を受けていない小浜市は、手が届きそうなほど近いところに原発を臨み、事故が起きたら瞬時にして大きな被害を受けるまちになります。
町内の小高い丘になっている公園で、再稼働反対のアピールをしている人たちがいました。


山口県上関原発の反対運動をしている人や、大阪で給食の放射能汚染を防ぐ行動をしている人。福井県庁で抗議行動している人たちと夕方に合流するのを待ちながら、それぞれの思いを歌やメッセージで訴えていました。
原発再稼働も消費税増税もTPPも、国民の声がきこえたら、絶対にやれないこと。
国民の声がきこえないのは、財界やアメリカ政府の声が大きすぎるのか、そちらにしか、耳が向いていないからか。
1995年の沖縄の基地撤退運動の再燃から22年たち、今、ゆりぎのない沖縄県民全体の声になって、日米両政府が立ち往生するところまで追い詰めています。
国民の声をきかない政治は国民の命と生活をないがしろにする、この構図は同じです。
あきらめず、国民の過半数の声が政府に同意していない、この声をさらに広げて、動かしていきたいです。
明日で6月議会が閉会。
その明日、日本共産党市会議員団の全員の発議で、「大飯原発再稼働を撤回し、原発ゼロの政治判断を求める意見書」を提案します。