視察行ってきました

またご無沙汰しています。
先週は視察ウィークでした。
23日は、児童数が急増している長五小学校の現状を見聞きするために議員団で長五小へ。
来年度から増築工事をして、教室数などを増やす計画がありますが、完成までを乗り切るためにどうするか、長法寺小学校と比べて半分ほどの広さしかない中で、約1000食の給食を作る給食室を緊急に改善できる方法はないかなど、校長先生や栄養教諭の先生とお話してきました。
 長五小給食室の外で改善策を考える
そして、24日・25日は、愛知県豊橋市ニート、ひきこもりなどで社会的自立に困難を抱える若者を、教育・福祉・地域の関係団体などの連携で支援する地域協議会の取り組み、北名古屋市の「回想法」を取り入れた認知症予防・改善の取り組みを視察しました。
回想法とは、高齢者に過去の記憶を思い起こしていくことで、精神を活性化させていく療法だそうで、北名古屋市の実践では、脳の働きがよくなって、記憶力も、精神面でも前向きな改善が見られ、結果、医療にかかる費用が下がった、と実証データが出されていて驚きでした。
確かに、私たち参加した議員も、北名古屋市の昭和歴史資料館で昔懐かしい生活用品やおもちゃ、町並みの復元を観たり、古民家を活用した「回想センター」で輪になってセンターを利用されている高齢者が提供された古い写真を見ていると、次々にみんな言葉が出てきてにぎやかになり、自然と心が温まって笑顔になっていました。
 北名古屋市昭和歴史資料館その1
 北名古屋市昭和歴史資料館その2
 北名古屋市昭和歴史資料館その3
「回想法」は、家庭からでもできる実はとても簡単でそれでいて効果的な療法です。
地域の力、人のつながりで、若者も高齢者も元気に生き生き暮らせる可能性がどんどん広がる様子を学びました。
長岡京市の地域のポテンシャル、もっともっと掘り起こして、もっともっといいまちに!