戸外で遊ぶ日常を

土曜日に「ながろくすくすく教室」の特別講座「ムラタ・ビオトープで遊ぼう」に長六小の子どもたちと参加しました。
 内部留保」とか言いにくくなるかな(~_~)
 ザリガニ探しに必死です
 会社の中とは思えない見事なビオトープ

ビオトープは長岡天満宮のすぐそばの旧村田製作所本社の中にあります。
環境の都づくり会議の方々の案内で、子どもたちは水の中のザリガニ釣りやメダカ、エビ採りを楽しみました。
ビオトープとは、ギリシャ語源のBIO(生物)とTOP(場所)の合成語。
この日ガイド役をしてくださった方々が、今、長六小の中庭にあるビオトープでホタルを飛ばすプロジェクトも進めてくださっているとのことでした。
今週末は、長法寺小の子どもたちにも同じくすくすく教室でムラタ・ビオトープが開放されるそうで、川や池の中に入って遊べる機会がめったにない子どもたちに、自然を残す取り組みが伝わっていくといいな、と思います。


長岡京の子どもたちは、今も戸外で水に足をつけて遊ぶこともできています。
でも、福島では、原発事故を受けた計画的避難が始まり、飯舘村はすでに自主避難をしている人を含めて6000人の住民が住む土地を離れなければいけなくなります。
6000人といえば、長岡京市では地域によっては小学校区の住民がほぼまるごと避難しなければいけない、という人数です。
保育所の保護者仲間と話していても、原発の話題がのぼります。
福島第一原発の事故についての東電や国の報告は、過小に修正されてるんじゃないだろうか。
福井の原発は大丈夫なんだろうか。
福井の原発も指摘→浜岡原発 緊急策では間に合わない/吉井議員の質問 衆院経産委
そんな話をしている矢先に、次々明らかになる、「実はこうでした」という事実。
日本共産党は、被災地と原発被害にあっているすべての地域と住民、農・漁・商工業者への賠償や復興支援を求めることとあわせて、期限を区切った原発ゼロプログラムをつくることを国へ提案しました。
提言携えての党首会談→東日本大震災/復興への希望もてる施策、原発からの撤退を/志位委員長が首相に提言
菅首相は、エネルギー政策を4本柱にし、そのうちの一つを原発にする、という姿勢です。
これだけ、多くの被害が出ていて解決さえ見通しがつかないのに、国の政策の柱にする、というのは、現地の方々の窮状も、国策としてやむなしと言っているように思えてなりません。
当たり前に呼吸をし、当たり前に外で遊ぶ、そんな日常を福島の子どもたちに取り戻せるのか、その答さえ出ていないのです。
まず、大きな大きな危険と隣り合わせのものはなくしていく、こういう決断を。
そのために、日本共産党は、国に届ける声を集めていきます。