12月議会終わりました

 六小のそばの銀杏の木 周りが黄金色
一昨日の14日で、市議選後初めての議会定例会の12月議会が終わりました。
議会から意見書という形で、国や府へ声を上げていくことがこの2年くらいの間にぐぐっと増えました。
今議会、提案された意見書は、
・エコポイント制度並びにエコカー補助金の継続実施を求める意見書
・子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書
・「慰安婦」問題についての政府の誠実な対応を求める意見書
・改正貸金業法の早期完全実施等を求める意見書
・「子ども手当」において所得税・住民税控除廃止と地方負担増をしないよう求める意見書

以上の5本で、日本共産党は、そのすべての発議者(=主体的に提案する者)になりました。
ヒブワクチンなどの接種の公費負担・定期接種化については、新婦人もずっと国への要請を続けているものです。
先日の「子どもの医療」学習会で、講師の尾崎先生が、「日本の予防接種の常識は欧米の非常識」と言われていたところでも、特に強調されていたことでした。
ヒブワクチンとは?→http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/shinbun/2007/1402/1402-10.html

この5本のうち、全会一致にならなかったのが2本。
・「慰安婦」問題についての政府の誠実な対応を求める意見書
くわしくはこちらへ→おっはー!
・「子ども手当」において所得税・住民税控除廃止と地方負担増をしないよう求める意見書
子ども手当」・・・の意見書案は、日本共産党の6名で発議したのですが、他に、平成自由クラブ・平成長岡クラブ・平成市民クラブ・公明党・大畑議員・小谷議員の賛成で可決しました。
(全文は、後日アップします。)
子ども手当」と控除廃止についてはこちらへ→子育て世帯でも負担増/鳩山政権 扶養控除廃止/子ども手当受けても 年7万円超の例

意見書の提案をしようかどうしようか、開会前から悩んでいたのですが、しんぶん「赤旗」には連日大きく記事が載っているのに、マスメディアが、あまり報道していない、ということは、多くの人が、所得税も住民税も扶養控除なくされるかもしれない、ということを知らないのでは??
それは、とんでもないことや!住民の利益を守る立場で議会からまず声を上げるのと同時に市民のみなさんに発信しよう!
と、思い、浜野さん(日本共産党の現会派代表)に他の会派のみなさんによびかけてもらったところ、「賛同できるよ」と返事をいただいた公明党からも意見をもらって、議案提出締めきりギリギリまで作った意見書です。
新しい政権になって、以前よりもっと、国に対する意見については、賛否の分れることが増えてくるかも知れません。
賛成多数で可決した意見書は、反対の議員がいても、「長岡京市議会」の意思になります。
だから、提案することも、提案されたことに賛否の態度を示すのも、とても重いものだな、と改めて思っています。