変わる議会と反貧困

22日に市議選後初めての議会が開かれ、すべての議員の役職が決まりました。
 議員団で笑顔でスタート
議員団からのご報告はこちらへ→議会だよりWEB
国政に続いて、市政でも市民の力で自公過半数割れが起きた市議会で、市議会史上初の日本共産党が副議長が誕生しました。
開かれた議会をつくる上で重要な、議会運営委員会では、民主フォーラムが委員長、日本共産党が副委員長を務めることにもなりました。
日本共産党は、市民の代表として選ばれた議員一人一人の調査や発言の権利を保障すること、2人集まれば一つの会派として認め、その発言は大きな会派と同等に尊重され、すべての会派の意見で議会運営を進めること、これを基本姿勢に臨んできました。
6名の議員団で力を合わせて、議会をより市民に開かれたものにしていくためにこれからの議会活動をがんばります。
とてもワクワクします。
「偉い」ポストにつけたのが嬉しい、という安直なことではありません。
これまでも、議会運営は全会派一致で進めてきましたが、市議会が、与党か野党かといった狭い了見では運営を進めない、ということをより大きく前進させた、このことがとてもワクワクするんです。
市民の声、目が確実に、国でも地方でも政治を前に動かしているなあ、と思います。
そしてそうした変化の中で、その市民の願いに応える、暮らし最優先の政策を実現するためにがんばりまくります!
私は、これまでの2期、所属してきた総務産業常任委員会から文教厚生常任委員会に変わりました。
子ども、高齢者、障がい者の医療・福祉・保健・教育分野と、労働、衛生、環境分野にかかる委員会です。
特別委員会は、引き続き、中心市街地整備対策特別委員会。なんといっても、私は、市内のど真ん中に住んでますので!
そして、乙訓福祉施設事務組合議会の議員にもなりました。
新しい委員会・議会に挑むので、実は人知れずけっこう緊張しています。


地域で、市議選のごあいさつやら新たな決意など訴えています。

 訴える!成宮まり子

手を振ったり、「がんばれよ〜」と声をかけてくださる方が思っていたより多くて、私の苦手な寒い季節に近づいてきてるな〜と感じる夕暮れ時に、励ましてもらっています。

しんぶん赤旗では、「反貧困」ののろしをあげて、連日、雇用や暮らしを守れと、訴えています。

記事の内容はこちらへ↓
契約期間示さず 最長でも6カ月/期間工募集再開/トヨタよ また使い捨てか/「長く働きたいのに…」
生活保護の母子加算復活と引き換え/高校就学・学習支援費/削減困る/国会内で集会
年末へ失業対策 急務/共産党議員団と湯浅反貧困ネット事務局長懇談
後期医療 短期証2万8000人/低所得者の医療受ける権利侵害


今、私が受けている相談事も、
障がい年金だけではやっていけない。生活保護を受けたい
亡くなったご主人が不況で大きな負債を抱え土地・家屋・財産を手放すことになり、家族が転居する費用さえない
といったもの。
削られ続けてきた社会保障、本当に支援が必要な中小零細業者に冷たい政治の被害を受けている方たちが、市内のどこかで苦しんでいる。
出会えて、相談を受けたときから、その方たちとは、生活再建をめざす行動が始められます。
経済的にも精神的にも多くのものを失った苦しい生活の中で、自力で行政に掛け合うことさえ困難な方もあります。
一緒に考え、一緒に行動し、足りない制度を切り開く。
思うように前に動かず、悔しいこともありますが、冷たい風が吹く寒い季節に入る前に、なんとか出口を見つけたい、と思います。