戦い終わればいつもの2人

母が選挙でがんばっただけ、ぼんくれきょうだいもがんばりました。

 もりもり食べて
 すやすや眠って

ハルは、私がリバティや保育所の前で演説をしているときに、追いかけてきてマイクを握る私の横で、ちょろちょろはしてましたが、マイクは奪わず、ちゃんと訴えさせてくれました。
演説会でも、ちゃんと座って話を聴いてくれました。
ハルの友達からも、「ハルのおかあさん、選挙もうやめたん?」(やめたんじゃなくて終わったんやけど(笑))などなど、笑顔で声をかけてもらってます。
学校と保育所の先生からも励ましのメッセージを連絡帳に書いてもらったり、なんか、友達にも、近所の人たちにも、先生にも、見守ってもらってたんだな〜としみじみ感謝です。
アキのことは、事務所と家族で相談の結果出した結論は「母親に会わせないこと」。
かわいそうな気もしますが、毎日毎日母親と引き離されるたびに寂しい思いをさせるより、「1週間、母は出張」くらい思い切って会わせない方が、「なんか誰か大事な人が一人足らへんな〜」と顔にはいっぱい「?」を浮かべながらも、なんとかおだやかに過ごせたみたいです。
でも、やっぱり、見事に、投票日翌日から、アキは赤ちゃん返り。
アキは、私のことを「おかあさん」と呼びますが、投票日翌日の朝は、泣きながら「ママ〜」と起きてきました。
抱っこしてほしいとき、甘えたいときも「ママ〜」。
こしょばくなりますが、私も、抱っこの禁断症状出てましたので、今は、思いっきり抱っこしまくってます。


さてさて、そんなぼんくれきょうだいも、寂しさの余韻にひたる暇もないくらい、秋は行事が目白押し。
11日は、市民運動会。
ハルは、徒競走と風船割り競争に出場。


徒競走も、風船割り競争でも、私たちの町内のテント前で笑顔を振りまいて、結果を愛嬌でカバーしてました。
本人の申し出で、大人気の紅白玉入れにはエントリーしませんでした。
なにせ、去年の保育所の運動会では、自分の投げる玉がうまく入らないからと、相手チームの友達に自分のチームの玉を投げて、「相手チームが間違えてハルの玉を入れてくれるかも」という奇策に出たくらいの玉入れ嫌いですから。

奇策や愛嬌作戦を編み出す猿知恵・・・じゃなくてハル知恵は、学校の宿題でも本領発揮しまくりです。
2学期に入って、漢字を習い始めたハル。
こくごの宿題。
ある日のお題は「日」。
「さむい日がつづきます。」
というお手本をなぞった後、自分で「日」を使った文章をつくる、という課題で出した答えがコレ。↓
 「あつい日がつづきます。」
たしかに正解、文句なしです。
ズボラも知恵を使えば見事な答えを出すものです。


今日は、学校の社会見学で動物園に行っています。
夕べ、アキの保育所から帰るときにハルに「明日のために早く帰って寝るで!」と声をかけていると、保育所の先生がハルに「明日、なんかあるの?」と訊かれました。
ハル:うん、しゃかいやねん。
先生:しゃかい?しゃかいで何するん?
ハル:どうぶつ〜。
先生:???どういうことや(笑)
こらっ、「見学」と「園」くらいズボラせんと、ちゃんと言わんかい。


アキは、マイペースにおばちゃん全開です。

誕生日に買ってもらったパズルをしているときに、ピースをはめる場所がわかると、「ここだわ、きっと」と言うので、かわいくてしょうがないのですが、この時の「ここだわ」は標準語ではありません。
関西弁の「ここやわ」のイントネーションで「ここだわ」と言うので、まるで、関西のおばちゃん(私を含む)が旅行先でお目当ての団子屋さんを見つけたときにちょっとよそ行き風に発するセリフのようになってます。
そして、関西のちっこいおばちゃんパワーはとどまりません。
アキは3才になって、保育所でお箸を使っています。
私、いいお箸を持たせてやりたい、という気持ちとは裏腹に、100円ショップですませてます。
アキのお気に入りの色は、ぶどういろ(紫)から、最近、ピンクになりました。
ということで、お箸箱は、ピンク色にしました。

ところが、アキは、キタノスーパーに買い物に行くたびに「やすいピンク買って〜」と言います。
「やすいじゃなくて、うすい、と違うの?」と訊いても、
「ちがう!やすいピンクやしなっ!」とキッパリ。
キッパリものを言う建設的幼児です。
安くて悪かったな、ええ、ええ、あなたのために使ったお金は105円ですとも。
とは、アキには言わず、「こんどにしような」と流していました。
すると、一昨日キタノスーパーに行くと、アキは、さっさと100円食器売り場に行き、買い物カゴに、ピンクのお箸箱をポイっ。
ムム、買わないとは言わなかったしな、と、しかたなく買ってあげると、
「やった、やった〜♪ やすいピンクや〜〜♪」と大喜び。
いいものを安く買えたときに自慢する関西のおばちゃん(私を含む)、ここに順調に育っています。