大突風の中で

日本の政治の新しい一歩となる総選挙が終わりました。
 拡大は画像をクリック

マスメディアが選挙結果を「オセロゲーム」とたとえたように、自民・公明の議席がことごとく民主党へと塗り替えられましたが、「少数政党、後退の可能性」と言われる中、日本共産党は、得票数を伸ばしつつ、現有9議席を守らせていただきました。
選挙前に街頭での訴えを聞いてくださっていた重い障がいを抱える方が、障がい者が安心して暮らせるようにと希望を託して、はじめて「今度は共産党に、石村かず子さんに」と、何人もに広げてくださいました。
生活相談がきっかけで何度もお話をしてきた方が、まわりに声をかけて、100人を超える知り合いが「共産党に入れるよ」と約束をしてくださいました。
その他にも、「がんばってね!」と一票を託してくださった多くの身近な方の顔が浮かびます。
そんなみなさんのおかげで、民主の大突風に吹き飛ばされることなく、議席を守ることができたのだと思います。
本当に心から感謝申し上げます。
私は、多様な意見、少数の意見が国会に届かなくなることに無頓着な「二大政党政治」という言葉は嫌いです。
でも、国民が政権をいろいろと代えながら、政治を前に前にだんだんと進めていくのは、とてもいいなあ、と思います。
今度の選挙は、あまりにも長く続き、あまりにも国民の声に背を向けてきた自民党中心の政治に、圧倒的多数の有権者が「ノー」の意思を投票で示した、本当に大きな一歩なんだろう、と私も思います。

国会は、これからが本当の勝負です。
大きな一歩のまずてはじめに、小泉さんが圧勝したとき「構造改革のスピードをもっとあげろ」と言っていた民主党に、後期高齢者医療制度、障害者自立支援制度の「応益負担」をなくすこと、生活保護母子加算を復活させること、高校授業料を無償化することなどなど、ずっと日本共産党が主張してきたことを「スピードをあげて実現しろ」と私たち日本共産党が言うときです。



さて、9月議会もまっただ中。
あさってには2008年度決算委員会に出席します。
市のお金が、どんなことに、誰のために使われたのかチェックする、任期最後の大切な委員会で、日本共産党の役割を果たしてきます。
そして、気持ちを新たに市議選です!