ゴールデンな日々後半

ゴールデンウィークもあっという間に終わりました。
一昨日、親族大移動から夫とぼんくれきょうだいが帰ってきて、静けさから一変、一気にいつもの笑い声と泣き声とついでに怒鳴り声の飛び交う我が家に戻りました。
リアルすぎる現実です。
さて、連休後半の私。
2日は朝から議員団の議会だよりの印刷。
みなさんのお宅には5月下旬にはお届けできるかと思います。
いつも配布してくださるみなさんに感謝です。


3日は、憲法記念日
日本国憲法は80才になり、ますます戦争放棄の第9条と、生存権の第25条はじめ、条文を生かしていかなければ!という時代です。
お昼から産業文化会館で開かれた09憲法フェスタに参加した長六校区9条の会のみなさんと、セブン通り出発で練り歩いて、憲法の大切さをアピール。

産業文化会館の広場では、プチお祭り気分でおでん、タケノコご飯、ケーキ、9条グッズなどの模擬店やうたごえブースが出ていました。

今年のメイン企画は、「わらじ医者」と呼ばれ、KBSラジオのレギュラーも持っているお医者さんの早川一光さんの講演。


今年85才になる早川一光さんですが、会場をマイクのケーブルが伸びる限り、歩き回って、身振り手振りで、「たまたま生かされている命」について、爆笑だらけのお話をされました。

憲法フェスタが終わって、夕方から、乙訓でいっしょに活動していた、今は高槻市の市会議員をしている強田純子さんと久しぶりに会おうじゃないか、ということで、オッハーと、強田さん&あと2人の懐かしい面々に再会。
折しも、高槻市は毎年恒例のジャズストリート開催中
市民手作りのまちぐるみのおまつりだと聞いていて、いつか行ってみたいとおもっていたのが、ようやく実現。
駅前でも、グラウンドでも、そこらあたりの小さなお店でも、神社でも、ジャズの無料ライブ。
あちこちからジャズのいろんな音が聞こえてきて、ものすごくいい!



 おじいちゃんもリズムに乗って踊る!
このイベント、5月の連休に2日間行われるのですが、20万人くらい訪れる大きなイベントなのに、手作り感いっぱいで、フリーマーケットあり、募金箱を抱えて協力を訴えるボランティアの人あり、専門学校生たちの手描きのステージ看板あり、と、市民のおまつりという雰囲気が随所に感じられます。
事前にオッハーがゲットしてくれていたパンフレットの2008年ジャズストリート収支報告(この報告があること自体、手作りのおまつりであることがわかります)によると、
収入
協賛金、広告料・・・900万円
個人スポンサー、寄付、募金・・・215万円
Tシャツなどグッズの売り上げ・・・874万円
飲食利益(飲食ブースは実行委員会が直接運営)・・・299万円
フリマ出店料・・・66万円
高槻市助成金・・・135万円
芸術文化振興事業団助成金・・・350万円
計・・・2839万円
と、市は135万円しか出していません。
もちろん大小の協賛企業がたくさんあることももちろん重要ですが、そこも含めて、市民やジャズ好きの人たちが盛り上げよう!と力を出さないことには絶対に成り立たないお祭りだと思います。
夕暮れの野外でゆったりと、生の音にひたって体を揺らしつつ、「すごいな〜、ええな〜」と思っていました。

4日は、プチ独身生活最後の日。
子ども抜きで、子育てネットのランチミーティングに参加。

次の企画のことやら相談しつつ、後半は、いつも自然と、自分たちの子育ての話に花が咲きます。
それぞれの子どもの年齢で変わる悩みの種。
経験や本で読んだこと、保育所や学校の先生がくれるあたたかい言葉を出し合って、励まし合えるのも、子育てネットのいいところです。


話題を少し戻し・・・憲法9条が危ない、と言われてから久しく経ちます。
来年は、改憲派の国会議員達がろくに審議もしないで、成立させた国民投票法が施行されます。
もしも、国会の3分の2の議員の賛成で憲法「改正」案が通り、国民投票過半数の国民がその案に賛成すれば、憲法が変わります。
憲法9条を変える必要がある、という国会議員は、正しい武力行使、正しい戦争がある、という論者です
私も、攻めてこられたらどうするんだ、と聞かれることがよくあります。
でも、9条を変える、というのは、攻めてこられたときの防衛を強化する、というのとは訳が違います
日本が戦争にでかけていく、ということです。
自分から人の命を、しかも自分の命や生活を脅しさえしない人を殺すことに、一つの道理もありません。
憲法第9条は、それを絶対にやらないんだと、誓っている条文で、必要か必要でないかの時限でなく、普通に考えれば、誰しもが持っている常識を日本の国の権力者達に約束させているだけの条文です。

だから、変えない。
長岡京市でも、今年度、国民投票施行に向け、投票人名簿のシステム構築に予算がついています。
市民の過半数で、憲法はこのままがいい、と答えを出したいです。


日本全国おおかたの人が連休を終え、明日からまたリアルすぎる現実に戻る日々ですね。
私も、久々に蓄えられた心の栄養を力に、明日からまたがんばります!