うれしい!!


↑長六小の中庭。校長先生が子どもたちと育ててられる名園!
地域で「雇用を守る署名」の協力を訴え歩き、親子リズムのサポーターをし、遠くへ引っ越しする子育てネットのメンバーのお別れ会をし、マイクで街頭宣伝し、入党をよびかけ、ハルの授業参観&クラス懇談会に行き、と水曜日から今日にかけて、かけ足でいろんなことがありました。
今日、石村かず子さん・Tさんといっしょに、子育てを通して知り合った若い母さんに「共産党に入ろうよ」と呼びかけ、入党してくれました!
たぶんご本人が小さな頃からまわりには、戦争のない人間が大切にされる社会をつくろうと、がんばっている共産党の人たちがいて、結婚し長岡京市に住むようになってからも、地域の共産党の人たちの中で、お子ちゃんを育てていて、という環境のせいか、ごく自然に、「いいよ〜♪」と即OK。
いっしょに子どもをこのまちで育てていく仲間として、これからいっぱい、子育てしやすい社会のこと、子どもたちの未来のためにできること、考え、行動をともにしていきたい、笑顔のステキなアラサーママ。
ほんまにうれしい!!!ウェルカムです!!
写真を撮る人シリーズ2.石村かず子さん


地域での署名の取り組みの中でも、子育て中のお母さんと保育行政についてじっくり話し込みました。
「政治とか行政について、何か思ってられることありますか?」という私の問いに、
長岡京市は子育て中の市民に冷たいですよね」とそのお母さん。
特に、長岡京市では、現在、保育所に入所している子どもがいる母親が、下の子の出産で育児休業をとっている場合、入所中の上の子が3才未満だと、産後6ヶ月で退所させられ、しかも一から入所申請をし直さないといけないので、元の保育所に戻れる保障もない、このことに怒ってられました。
議会で、保育行政についてくり返し質問している中で、この、「3才未満は継続入所は認めない問題」を2007年6月議会で取り上げたことがあります。
(って2年近くになるか〜、また言わんとあかん!)
市は、「育児休業をとってるんだから家庭で保育できる環境にある」「市内の3才未満の子どもの8割は家庭で保育をしている」「だから保育行政の公平性の観点から継続入所は認められない」と言います。
まったくナンセンスな言い訳です。
これでは、家庭で保育している(主に)母親はがまんして子育てしてるんだから、働いている(主に)母親も育休中くらいがまんして子育てしなさい、と言っているようなものです。
公平というなら、家庭で保育している(主に)母親に、赤ちゃんにおっぱいをあげている期間、ゆっくり母体の健康を維持できるよう、一時保育サービスなどをもっと整えるべきです。
ちなみに向日市はもっときつくて産休明けたら退所です。
一方大山崎町は、向日市長岡京市よりも対応は緩やかだそうです。
京都市八幡市ではそんなきまりはありません(2007年度現在)。
それと、継続入所を認めない、元の保育所に戻れる保障はない、というのは、1年ないし2年保育所の生活を送ってきた子どもの生活環境や集団の関わりを奪ってしまうことになります。
それがイヤなら、産後6ヶ月で職場復帰すればいい、というのも、問題です。
国はこの問題に関しては、教育的観点から、「次年度に就学を控えている児童については継続して入所するものとする」としています。
これをもって、長岡京市は、3才以上は継続入所できるんだから、この基準を大きくクリアしている、と言って見直さないと、言っています。
でも、同時に国は「育児・介護休業法」で、労働者は、子どもが満1才になるまでは、育児休業をとることができ、そのことを理由に雇い主は解雇など不利益な扱いをしてはいけない、と定めています。
仕事と子育ての両立支援と、言いながら、実際には、行政が、育児休業を1年間きちんととることに障害をつくっているのです。
自治体によって、子育て支援、保育行政にも格差があります。
もとをたどれば、国が保育予算を増やさないからですが、長岡京市は、親達の世論で、保育所の数を増やし、産休明けや延長保育を実現してきた歴史があるまちです。
親の声で、保育行政、よくしていきたいです。