ランリュックと機関銃

←天神ハイツの桜。きれい!!
8日、ハルは待ちに待った小学校入学でした。
ハルは、晴れて長岡第六小学校の児童になりました。
早く咲き始めすぎた桜は、3月下旬の寒さのおかげあって、入学式に合わせてちょうど満開!

↑入学式の写真まともなのがないので六小バックに桜。
小学校も中学校も入学式は満開の桜が祝ってくれて、新入生のみなさん、本当によかったですよね!
入学式より先に、2日から学童保育に通い出していたので、緊張しいのハルも思っていたより、というか、思っていた以上にリラックスして、入学できました。
そのリラックスぶりは、相当なもので、入学式の最中、隣の席の保育所で同じクラスだった子と息を吹きかけ合ったりこちょこちょこちょこちょ遊んでて、何回も先生に注意される、という予想通りの姿に、もはや、感動を期待するのじゃなく、どこかで(なんかおもろいことするんちゃうか)と変な期待をしている自分に気づいたりして焦りました。
保護者席じゃなくて、ハルの席のすぐ近くの来賓席でにらみをきかせておいた方がよかったのか??
そんなハルと入学式の数日前に話していたこと。
私:入学式の時はな、「それでは、みなさん立ちましょう」って言われたらちゃんと立つんやで。
ハル:かあちゃん、学校はな、英語でいわはるんやで。
私:英語?!
(私の中学レベルの語学力が正しければ「スタンド・アップ」のはずやけど、どういうことやろ?)
ハル:そやで。「フィリッツ!」っていわはるんやで。
フィリッツ・・・
ハルちゃん、それ、「フィリッツ」と違って「起立(きりつ)」やと思う〜。
日本語やで〜。
まあいいさ、はるちゃん弱冠1年生。
「起立」はそのうち習うし、英語だって、私はとても抵抗あるけど、文部科学省が5年生から必須にしたし、ぼちぼちいこう。
ハルの入学に合わせて、我が家の小さなリビングに学習机もどきを作りました。

「東大生は、居間で勉強していた!」に倣ったわけではなく、ハル、絶っっ対に机で勉強しませんし、居間にテーブルはなし、食卓も小さい。
というわけで、居間とキッチンの間仕切りを兼ねているカウンターがハルの机になりました。
で、雰囲気を盛り上げるため、引き出しと本棚と、プリントを貼るボードを作ってみました。
しかし!その机を気に入ってくれたのは、ハルだけではありません。
アキが必死でテリトリー拡大するべく、椅子を取り合ってます。

東大生は、こんな熾烈な縄張り争いを物ともせずに勉学に励む、向学心と集中力が人並み以上なのでしょうね〜。


自分のことは「アキちゃん」と呼ぶくせに、兄のことは「ハル」と呼び捨てる妹・アキ。
機関銃のようにしゃべってると前に書きましたが、ほんまにようしゃべります。
アキ:アキちゃんな〜、お家のわかめとおうどんは食べないねん。保育所のわかめとおうどんは食べるねん。
自分の偏食について、堂々宣言です。
アキ:ハル寝てる〜!アキちゃんがお布団かけてあげるからね〜。
お風呂上がりに力尽きて素っ裸で居間で眠りこけているハルに、自分の体を拭いた若干湿ってるタオルをかけてあげ、兄思いぶりアピールです。
ちなみに、自分も素っ裸です。
アキ:アキちゃんな〜、今日○○したねん。ほんでな〜、○○でな〜、○○でな〜。
と、布団の中で、ひとしきりしゃべり倒した後、
アキ:おかあしゃん、寝てや。
あんたが寝なさい。
こんな感じで、いっぱいしゃべってます。
でも、2才8ヶ月の見ている世界はステキでもあります。
保育所のお散歩中、こけてしまったアキがその場で寝転がっているので、先生があわててかけつけると、
アキ:せんせ〜、アリがいる!
とアリを見ていたらしい。
夕方、保育所から出てすぐの桜の木の下でこけてしまったときも、後で
アキ:さくらみてて、こけた。
と言ってました。
自然の生を感じられるようになったんだな〜と、そんなところで成長を感じます。
一方、言い間違いも絶好調。
「チョコレート」は「コチョレート」だし、
「マスク」は「マクス」、
「さかな」は「かさな」、
「めがね」は「ねがめ」、
「マフラー」が「まくら」で、「まくら」は「ベッド」で、って言い間違いも爆発的に増えていて、これもひとえにボキャブラリーの増えた証なのでしょう。