給付1回増税毎回

麻生さんの景気対策がニュースをにぎわしています。
自治体職員だった方とは、定額給付金が話題に。
「あれはどうやって配るんでしょう」
「どうするんやろうな。市町村の職員は大変やろうな」
2兆円の給付金を配るのに、どれだけの経費がかかるんだろう。
それとも、自治体職員はただ働きなんだろうか。
不動産屋さんでは住宅ローン減税が話題に。
「減税600万円とかとニュースでは言ってるけど、大半の家を買おうって人は、そんな大きな控除を受けるような所得の人ではなくて、よくて、年額20万ってところなのに、ニュースだけ見てたら誰でも10年で600万の控除が受けられると誤解しますよ。」
昨日の「しんぶん赤旗」で経済ジャーナリストの荻原弘子さんも、同じことを指摘していました。↓
「住宅ローン減税の延長や拡充も、結局、普通の家計が恩恵にあずかるほどのことではないでしょう。
例えば、年収600万円の4人家族が負担する所得税額は年間10万円ほど、10年間で100万円です。仮に住民税が含まれたとしても10年間で300万円程度でしょう。
今は、その額を上回って不動産価格が下落しています。所得税減税というのは、払っている税額以上は戻ってこないですから、結局、延長や拡充のメリットも、魅力的な感じはしません。」
住民税の増税などによって、国民は年間3.3兆円負担を増やされています。
給付金を1回ぽっきり2兆円国民にばらまいて、「ありがたがれ〜」と言われても「よう言うわ」という感じです。
おまけに、この景気対策に使ったお金は、3年後には消費税増税で国民から取り戻そうという腹づもりですもんね。
取り戻すだけじゃなく、消費税は増税されたら、毎年毎年増税前より、負担が増えるわけですから「給付1回増税毎回」という訳です。
しかも、今回の景気対策には、またちゃっかり、法人税減税も盛り込まれてるようですが、大企業には「景気がよくなったら増税します」とは絶対に言わない。
法人税減税を毎年続ける財源があるなら、国民が毎年減税になる景気対策に使うべきです。
正規雇用を増やす、サービス残業をなくす。
大企業がため込んでいる利益を、こうした雇用と所得を増やすことに使わせれば、どれだけ、景気がよくなるか。
地域のみなさんに景気対策アンケートをするように、しばらく、このことが話題になりそうです。


さて、葉っぱが少し色づき始めた今日のぼんくれ。
先月は日曜のたびに行事もあったし、総選挙が近い! と思ってやってきたこともあり、ほとんどの土日をゆっくり子どもと過ごすことができませんでした。
なので、昨日、久々に丸1日、家族みんなで過ごすぞ、と思い切って完全オフ日に。
午前中からお昼まではひまわり共同保育所の保護者会で芋掘でした。


井ノ内の辻農園さんで、みんなでワイワイお芋を掘ったわけですが、どちらかというと、大人の方が夢中になって、子どもたちはだんだん、明らかに芋がない土をずんずん掘って、「ミミズいた〜」とか言ってました。
アキは、つるにひっかかってこけ、畝でずるっとすべってこけ、よ〜こけてました。
でも、芋畑の土は軟らかく、けがはしません。
と、思って親が「はは、こけたな〜」と笑いながらひきつづき夢中で芋を掘っていたのが、気にいらなかったのか、
「血ぃでた〜」とおおげさ目に報告してました。
収穫したお芋をみんなで山分けした後、お弁当。
辻農園さんが、ござを貸してくださり、柔らかい日差しの下でみんなでお弁当と焼き芋を食べました。
おいしかった!
アキは、「おいも、おいも」と言って、結局お弁当を食べた後、丸々1本分焼き芋を食べました。
みんなで、そして、土や草の匂いに包まれて食べるお芋の味は格別ですよね。
ハルは、舞い込んできたコオロギをつかまえて、しばらくコオロギを相手に遊んでました。
「飛んで手にいるハルの虫」です。
かあちゃん、このコオロギあんまり飛ばへんわ」
って、そら、君がずっと手に持って、弱ってしもたんですがな。
帰り道ですでにアキは寝てました。
夫は、アキと寝室で昼寝開始。
ハルは、家に着いてから眠そうな目でトイレに。
その間に、私は、ビニールシートをお風呂で洗いました。
洗い終わったら、しーんと家が静かです。
もしやと思ってトイレをのぞくと、やっぱり。
ハルは便座に座ったまま、眠ってました。
思いっきり遊んで楽しかったね!