使い捨て労働 政治の責任で許すな

昨日は、国会衆議院日本共産党の志位委員長が、違法な「首切り自由の使い捨て労働」の実態をただせ、と社名をあげて麻生さんにぶつけました。

 ←乙訓ユニオンさん画像使わせてね。
志位さんは、5日、東京・明治公園に4600人の若者が集まって開かれた「全国青年大集会」(詳しくは乙訓ユニオンさんが報告してますhttp://egao2008.exblog.jp/)でのあいさつで、「7日の国会質問のすべてを若者の雇用問題でぶつける」と言っていたそうで、まさに、その発言通り、質問時間の35分間を、違法な使い捨て労働の実態の告発とそれを裏付ける資料にもとづいて、麻生さんに正面から切り込む質問でした。
若者をもののような扱いで働かせ、その実態を隠ぺいすることまで企業が強要し、やむやまれずその救済を求めた若者が雇い止めというさらに違法な仕打ちを受けたことなどなど。
日亜化学」「松下」「キャノン」「トヨタ」と言った超超有名企業の名前が連ねられました。
志位「こんなことを許していていいのか」
麻生「事実ならば極めて不当な話だ」
麻生さん、この実態が不当なものだということを認めたのです!
続けて、
志位「トヨタが違法行為を行っている重大な疑いが浮き彫りになった。ならば、調査に入り、違法行為があればただちに是正するべきだ」
麻生「個別の企業に調査に入るかどうか指導するというのは私の権限外だ」「法に基づいてきちんと対応する」(私の要約)
桝添厚労大臣「個別の調査について名前は出せないが法に基づいて違法行為があれば指導していく」(私の要約)
と、違法行為の調査や指導をやるという態度を表明したことは、これまで、企業の責任を野放しにし、若者の使い捨てを見て見ぬふりしてきた政治の責任をただし、一歩を踏み出させる足がかりをつくった前進です。
でも、「トヨタ」とういう社名が上がるととたんに、バシッと「トヨタに調査に入る」と言えないのは、志位さんの言葉を借りるなら実に「情けない」です。
しかも、麻生さん、志位さんが若者から寄せられた声でわかった違法な実態を告発しているとき、一瞬フンッと鼻であしらうように笑っていた。
志位さんに問われている間、麻生さんの大企業中心の頭の中には何が浮かんでいたんだろうか。
志位さんが今年の2月に行った質問(当時は福田さんが相手だった)の映像には、共産党のHPにだけでも、6万件をはるかに超えるアクセスがあります。
昨日の質問も、数万、数十万の若者と、その家族に届いてほしい。
そのために、私も地域で宣伝しまくります!


さて、今日のぼんくれ。

なんだか、洗った靴の画像が多いですが、お許しを。
忙しさにかまけて、買ってからこの1ヶ月、ハルの靴を洗わずにいました。
そうして、1ヶ月間、洗われずに履かれ続けたハルの靴。
昨日の晩、靴を脱いだハルの足から漂うあまりにもすてきな香りに参らされ、やっと洗いました。
この1ヶ月というと、ちょうど、ハルが運動会の練習をしていた時期。
安物の靴とはいえ、もうつま先がボロボロになっています。
ふと、バスケットマン桜木の体育館シューズを思い出しつつ・・・(引用:「SLAM DUNK」←またコミックです)
がんばって運動会の練習続けたんだな、と思うと、使い捨てにはできません。
そして、アキは昨日は受難の一日。
保育所で、朝、そばにいた友だちが持っていた絵本の角がたまたま顔にあたって傷をつくり、その後の散歩でこけてひざをすりむき、帰り道で犬のウンチを踏んづけたそうな。
この上もしも、ハチに刺されて、焼き栗が顔にはじけ飛んで、屋根の上からウスが落ちてきたら、「サルカニ合戦」のサルになるところでした。
アキは、「ワンワンのウンチふんだ」と報告していました。
ってことは、顔に傷をつけるより、こけるより、ウンチを踏んだことが何より衝撃的だったのでしょうか。
そういえば、アキにとっては、生まれて初めての経験かも。