暑い日が続く中

21日、衆院3区で日本共産党創立記念講演会がありました。
「子どもを守る合唱団」の合唱でオープニングが飾られ、比例予定候補の瀬戸恵子さん、3区予定候補の石村かず子さんが決意を訴え、市田忠義書記局長が講演。
会場のパルスプラザ稲森ホールは満員でした。

今、国の政治は大きく動き始めています。
働く人も、お年寄りも、障がい者も、農家の方も、若者も、子どもも、それぞれのところで、苦しめられています。
国民を散り散りバラバラにしながら、その上に大きな暗い影をかぶせていてる大企業とアメリカ最優先の政治。
それは、でも、大きな力だけど、数にすれば、苦しめられている人たちの方が、その人たちから利益を吸い上げ、肥え太っている人より圧倒的に多い。
みんなが力を合わせれば、肥え太っている一部の人がかぶせている影ははらいのけることができる。
「仮に金持ちが金を出して作ったから、船があるとしてもいいさ。
水夫と火夫がいなかったら動くか。
蟹が海の底に何億っているさ。
仮にだ、色々な仕度をして、此処まで出掛けてくるのに、金持ちが金を出せたからとしてもいいさ。
俺たちが働かなかったら、一匹の蟹だって、金持ちの懐に入って行くか。
・・・みんな俺達の力さ。
・・・うんと威張るんだ。
・・・あっちの方が俺達をおっかながってるんだ。
ビクビクすんな。」
小林多喜二の「蟹工船」で虐げられきた未組織労働者たちが立ち上がる一節です。
蟹工船」は日本共産党は誕生した7年後の1929年に発表されました。
89年後の私たちをなおいっそう励まし続けてくれています。


今週に入って連続の猛暑日
体温と同じ36℃ってほんまに暑いです。
地域の共産党の方たちと、後期高齢者医療制度の廃止を求める署名の取り組みで、今週も地域を歩いています。
私と同世代くらいの子育て中の人たちも署名に協力してくださいます。
一緒に地域を歩いた共産党の方から、「これを首の後ろにあてたら暑さをしのげるよ」と渡してもらった、スカーフにくるんだ保冷剤が、とっても助かりました。


私が議員になる前に勤めていた印刷会社の先輩・Mさんが、45才という若さで昨日の朝、病気で亡くなられました。
デザイナーとしてすばらしい才能を持っていた方です。
そして、共産党員としても先輩だった方です。
迎合し自分に言い訳をする人には厳しい方でした。
どちらかといえばそういう弱さをもつ私は、話をするときいつも緊張していましたが、それだけに、真剣に悩んでいるとき励まされると、ものすごく元気をもらえた方です。
私もデザイナーのはしくれとして、Mさんと同じ部屋でビラなどをつくってきましたが、つくる側ではなく、有権者に手渡す側になってから、Mさんが数々手がけたビラなどの宣伝物を私はいつも誇らしく思ってきました。
Mさん、本当にお疲れ様でした。
明日、お別れを言いに告別式に行きます。