お産シンポ

昨日は、日本共産党衆院3区代表の石村かず子さんと、東向日で開業されている助産院をたずね、そこの院長でもある助産師さんと懇談しました。ここは、分娩はされてなくて、母乳相談や乳腺炎の痛くない治療で有名な助産院。実は私も、ハルの時もアキの時もお世話になってました。

産科医不足はもう、少しでも関心のある人なら誰でも知っている深刻な問題。世の中の多くの人たちがなんとかならんかと思ってるのに、政府は、これまで続けてきた「医者が増えるから医療費が増える。だから医者を減らすのだ」路線をまだ変えてません。
医者減らしがされてる中でも、特に産科医も助産師は志望する学生が少なく、医局に学生が来ない、という大学もあるくらいの危機的状況だそうです。
さらに、たとえ助産師になったとしても、国が助産院の開業にものすごい規制をかけていることと、産科医が忙しすぎて助産院の嘱託医になってくれる医師がなかなか見つけにくいこと、診療報酬が都道府県によってバラバラで、たとえば訪問診察は1件に2時間くらいかかるデリケートな仕事なのに京都府では1件あたり2000円で、これでは、助産院の運営が保障されない、などなど、国の抑制策と規制策が、この世に生まれ出てくる命を家族と一緒に育てる医師と助産師を追い込んでいる実態がよくわかりました。
医師不足を解消するには、今から政府の路線を変えても数年、10数年かかる、と以前、済生会病院と懇談したときにお聞きしたことがあります。
産科医・助産師増やす手だては待ったなし。
で、日本共産党は今度、それをテーマにシンポジウムやります。その名も「お産シンポ」。6月15日(日)午後1:30〜左京区・京大ホール。助産師さんや子育て真っ最中のお母さん、石村かず子さんらが発言して、単にお産が危ない、って話に終わらない、命のすばらしさと、だからこそ政治が何をしないといけないか、が実感できる内容になりそうです。
その日は、前に日記で書いてました、子ども会のドッジボール校区大会!! 私は、ドッジボール臭プンプンさせて参加することになりそうです。
P.S.ともえちゃん、写真おかげでうまいこと貼れました。次は「複数枚貼る」にチャレンジしてみます。