3日間の子抜き生活

saikotakeyama2008-05-28

そういえば、日記に書くのを忘れてましたが、風邪からくる結膜炎の治まったハルは、先週木曜日に保育所に復活しました。会う大人会う大人に「ハルちゃんな、風邪からくる結膜炎やってん」と私の言葉まるまる受け売りで、うれしそ〜に自分が感染する病気になってたことを言いふらしてました。
さて、私は、25日は「長六校区9条の会」が企画した雨森芳州の生地を訪ねるバス旅行で滋賀県高月町へ、26・27日は議会中心市街地整備対策特別委員会の行政視察で高松市福知山市へ行きました。
雨森芳州という人は、江戸時代に幕府の特命で対馬に渡り、豊臣秀吉朝鮮侵略後、途絶えていた朝鮮との外交を対話と信頼で築き上げた人。
その生地で「芳州さんをもっと広く知ってもらおう」と、住民が行政と一緒に資料館をつくり、どうせなら、とそのまわりを訪れた人が気持ちよくまちを歩けるように、日本家屋や小川のせせらぎや花でまちなみを整えて行ったのだそうです。その何とも言えない、ほっとする雰囲気にとても感動しました。

↑近所の人の手作りのものらしき水力?道案内(クルクル回る)
そして、毎年、高月町は韓国の子どもたちのホームステイを受け入れ、高月町の子どもたちも韓国へ行き、交流を続けているそうです。お互いを理解し合い、歓迎し合う、戦争とは真逆の精神が芳州さんの生まれた場所に受け継がれ続けていました。またまた感動です。
行政視察では、視察先の自治体が取り組んでいる進んだ事業について、担当課の職員さんから見聞きするのですが、そこから何を学びとって、長岡京市のまちづくりに何を活かしていけるのか、考えるのかが大事な目的だと思っています。
高松市では、中心市街地の丸亀商店街がほとんど行政に頼らずに、駐車場をつくったり、商店街を再構築させている様子をみました。
バブルがはじける前に駐車場ビルを建てる、という先見性、今では4つの駐車場を商店街が運営して、毎年2億円の収益があり、その資本力で商店街を活性化させるのに、どんどん道路を整備し、建物を造り直し、新しい店舗が入りやすいように用地代や賃料を売り上げに応じて設定できるようにしているとか・・・。しかし、成功のカギは、そうした取り組みにたどりつくまでに、重ねてきた1000回の協議で商店街の人たちが合意形成してきたことにもあるようです。高松市の丸亀商店街といえば、県庁所在地の中心街ですから、京都で言えば新京極とか寺町商店街にあたるのでししょうが、まちづくりは民意をつくす、このことを学ばされました。
と、とりとめなく書いてしまいました。3日間子どもを夫に任せて、学びました。
昨日おみやげでハルに買って帰った、新幹線の模型、もう床に放っておかれてます。アキに買って帰ったカエルの指人形つきの絵本は、ひかれまくってしまいました。ちきしょ〜。